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 ■ objcopyの追加

 Sフォーマット作成用に必要なobjcopyの作り方を掲載します。このobjcopyは、新しいプロジェクトを作成するたびに作り直さないといけないので、早めに覚えて慣れてしまいましょう。

 ■ 追加手順

 OptionsのBuild Phasesを選択します。

 ご覧の通り、objcopyの欄がありませんので、作成します。右側のAddをクリックしてください。

 Select input file groupには右の画像のように表示されていると思います。



 Linker output fileを選択し、Nextを押して次へ進みます。

 Phase nameは任意の名前で良いのですが、分かりやすいようにobjcopyと書きます。CommandはBrowseをクリックし、objcopyへのパスを入れます。

 具体的には、HewのフォルダにあるTools ⇒ KPIT Cummins ⇒ GNUH8-COFF ⇒ v0502 ⇒ h8300-coff ⇒ bin ⇒ h8300-coff-objcopy.exe

 残りは、Default optionsに追加するだけです。次のように記述できればOKです。




-O srec $(FILENAME) $(PROJECTNAME).mot
-Oはゼロではなく、大文字のOなので、お間違いのないように。

 ここでは何もせずに、Finishを押します。



 新たにobjcopyが追加されているのが分かると思います。

 Build File Orderのタブをクリックすると、右の画像のような画面になります。File groupのLinker output fileを選択すると、objcopyにチェックがついていないので、付けてください。

 File Mappingのタブをクリックすると、右の画像のような画面になります。objcopyがないのでAddをクリックし追加しましょう。

 初期状態は右の画像のようになっていますので、File groupをLink output fileに、Source phaseをLinkerに変更します。

 以上の設定をすれば、右の画像のようにDestination phaseはobjcopyになります。



 OKをおして終了し、改めてoptionsを覗くと、objcopyが追加されているのが分かると思います。これで、objcopyの追加は完了です。
 次回は、ソースファイルの修正をします。


履歴 2005年09月24日 公開 2005年12月04日 -O srec $(FULLFILE) test.motを-O srec $(FILENAME) test.motへ修正 2005年12月15日 -O srec $(FILENAME) test.motを-O srec $(FILENAME) $(FILENAME).motへ修正 2005年12月15日 -O srec $(FILENAME) $(FILENAME).motを-O srec $(FILENAME) $(PROJECTNAME).motへ修正 2005年12月15日 印刷しやすい様にレイアウトを修正

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