■ ソースファイルの編集
プロジェクトファイル作成時に作成されるファイルは使わないものもあり、インクルード時に修正を加えないといけない部分もあるので、その修正方法を掲載します。
■ 不要ファイルの削除
画面左のワークスペース(main.cなどが表示されている部分)のファイル名上で右クリックすると画像のように表示されます。Remove Filesを選択してください。
ioh83048f.h、sbrk.c、read.c、write.cをそれぞれ選択し、Removeを押します。
もしくは、Project ⇒ Remove FilesでもOKです。
このように、選択したファイルはすべて消えます。ファイル自体は削除されてないので、再度追加することも可能です。また、Remove Allを押すと表示されているファイルがすべて削除されます。ファイル数が多いと戻すのが大変なので注意しましょう。
■ ヘッダファイルの入手とincludeフォルダの配置
さて、H8のヘッダファイルも削除してしまったので、追加しなくてはなりません。使用対象がH8/3052Fなので、3052用のヘッダファイルを入手します。
Renesas Technologyにヘッダファイルが置いてあるので入手します。置いてある場所は、
マイコン ⇒ [H8ファミリ]H8/300Hシリーズ ⇒ サンプルプログラム
⇒ 同意します ⇒ H8/300Hシリーズ H8/300H Tinyシリーズ
⇒ [HEW3(C/C++ Compiler Ver. 6.0)対応版] H8/300H用 モニタプログラム
上記の場所にモニタプログラムと一緒にヘッダファイルが圧縮されています。これをダウンロードし、解凍後にヘッダファイルの入ったフォルダ、具体的にはmonitorフォルダの中にずらりと並んでいます。この中の3052s.hを使います。
HEW3をインストールしたディレクトリ(例えば、Program Files\Renesas\HEW30)でincludeという名前のフォルダを作成します。
このフォルダに、3052s.hを入れます。このフォルダは、今後自分が作成したヘッダファイルをこの中に入れることで、コンパイル時にリンクしてくれます。