AKI-H8用のモニターデバッガの作り方
どこにもないAKI-H8/3052のモニターを作る


前置き...


 モニターデバッガは、プログラムを試行するのになくてはならない物です。
H8は、PIC等のマイコンに比べてROMに書き込める回数が圧倒的に少ないです。
ロボット等のプログラムは書き込み、実際に動かしてみないと分からない点も
あるので、書き込み回数が自然と増えてしまいます。しかし、モニターデバッガ
ならば、何度プログラムを書き込んでも、RAMに保存されるので、回数が減る
ことはありません。
 そんな、便利なモニターデバッガも、新しく発売された、AKI-H8/3052に対応
した物は存在しません。(2003年2月13日現在)
そこで、今回はその作り方の手順を掲載します。(自分用のメモという意味もある。)

まずは、材料の調達
 モニターデバッガを作ると言っても、ゼロから作るわけではありません。 日立のサイトにて、モニターデバッカを作る材料がダウンロードできます。 http://www.hitachisemiconductor.com/sic/jsp/japan/jpn/index.html 1.↑のリンクからいった場合、画面右に「半導体セミナー」があります。 ここをクリックしてください。 2.また画面右の「お役立ち情報」のすぐ下に「サンプルプログラム」が ありますので、ここをクリックしてください。 3.右の画面に規約が表示され、同意することで進むことができます。 4.さらに、下の方に「H8/300H(Tiny)」がありますので、これをクリックし、 目的地に着きます。 「半導体セミナー」→「サンプルプログラム」→「同意」→「H8/300H(Tiny)」の順です。 5.「MS-DOS版(C/C++コンパイラVer. 3.0) H8/300H用 モニタプログラム」を クリックし、モニターデバッガの材料を手に入れてください。 最後にココから材料の調合に必要な道具を入手してください。  ⇒ Download
整頓
 さて、準備の第一段階は完了しました。次は道具を正しい場所に配置します。
1. まず、日立のサイトからダウンロードした「300hmoni.zip」を解凍します。
解凍後の中身
2. 不要ファイルがたくさんあるので、 削除します。

残った物は次の通り。

  • ADVCMDフォルダ
  • ADVDMYフォルダ
  • ADVMODフォルダ
  • ADVSRCフォルダ
  • ADVTIPフォルダ
  • MONITOR.C
  • MONITOR.SRC
  • MONITOR.SUB
  • README.TXT

削除後のフォルダ内
3. 「MONITOR.SUB」を「batフォルダ」に移動します。
移動後後のフォルダ内
4. 「300hmonitor.lzh」を解凍します。
解凍後の中身
4. 解凍後に出てきたフォルダを全て、「300hmoniフォルダ」に移動します。
移動後のフォルダ内
5. 次に、AKI-H8/3048、AKI-H8/3052付属の秋月CDに入っている三種類の実行ファイル 「A38H.EXE」,「C38H.EXE」,「L38H.EXE」をコピーして、こちらのフォルダに貼り付けます。
貼り付けた後のフォルダ内
6.Cドライブ内に「H8フォルダ」を作り、その中に「300hmoniフォルダ」を入れます。 C:\h8\300hmoni これで、モニターデバッガを製作する準備が整いました。
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