▼パソコン不調
第8回ROBO-ONE以前から、パソコンの調子が悪かった。起動してからいくらかすると突然画面が真っ暗になり、HDD(*1)が再起動し始めるのだが、文字が全くでないのである。起こる時期は、付けてすぐ起こる事もあれば、1日経って起こることもある。元々がSOTEC製のマザーボードであり、そろそろ5年経つので潮時なのかもしれない。っと言うわけで、今日は秋葉原へと向かう事にした。
*1 HDD:ハード・ディスク・ドライブの略である。今じゃ160GBが1万円せずに購入可能である。
▼SOCKET370
PentiumIIIの1GHzが使えるCPUソケットは、インターネットで調べるとSOCKET370であると分かる。用はこれが違えば、CPUを取り付けることができないと言うわけである。しかし、今じゃ主流はPentium4。捜索は難航することが容易に予想できる。価格.COMでちょっと検索しても、それらを取り扱っている店は非常に少ない。売ってそうな店は秋月や千石のある通りにあるソフマップ。扱いはJunkだったと記憶している。
つまり、今回はJunkなマザーボードを取り扱っている店を探さなければならないのだ。
▼まずは、ソフマップへ
店内に入り、以前Junkマザーボードが置いてあった場所を探す。っが、既にその場所はマザーボード売り場ではなく、パソコンが置いてあるスペースへと変わっていた。370のマザーボード、初っ端から外したか!?とりあえず、他の場所を探すと・・・?「あった・・・、Junkなマザーボードだ!」。ほとんどがPentium4などの中古品であるが、下の方に数個のSocket370のマザーボードを発見!値段は6800円。1万円以下であり、良さそうであるが、今回はそれ以外に格安のマザーボードを探すという目的もあるため、一先ずメモ。
まだまだ旅は始まったばかりである。衝動買いは危険だ。なぜなら、購入後必ずと言っていいほど買ったものより安くて、良い品を発見するからだ・・・経験上、落ち着いて行動しなければならない。
▼旧ツクモ・ロボコン館跡地方面へ
ロボコン館が移転してロボット王国になって以来、こちらの方へはめったに来ない。LAOXから横断歩道を渡り、通りを進めば十字路があり、そこを左に曲がれば、ロボコン館があった(今はケースを売ってる)。この十字路を左に曲がらずに直進すると、パーツショップや、中古パソコン店、掘り出しもの屋などがある通りになる。ここならば、古いマザーボードもあるはず!そう思い、進むがどこにもなかった・・・。悲しいが現実である。
突き当たりに着くと、そこで面白い物を売っている。いや、一般的に怪しい物かもしれない。FDD(*2)が80円で売ってたり、48倍速のCD-ROMドライブが200円や300円で売っているのだから・・・。80円に惹かれてついつい買ってしまいました。
うちのFDDは、製品版のパソコンから持ってきた内臓用FDDだったので、ちょうど良いのでつい・・・。動く事を祈りつつ、その場を去るのであった。
*2 FDD:フロッピー・ディスク・ドライブの略である。フォーマットや、OSインストール時に自分は良く使うので、必需品の一つ。
▼移転後の若松へ
端まで来たので若松の方へ歩き、駅方面へ歩くことにします。っが、その前に若松による事にします。電子部品売ってるから〜とか、そういう理由ではなく、この若松もPCパーツを売っているので、それらのフロアを重点的に見て回りました。2階でSocket370マザーボードを発見しますが、値段は7000円を越えており、ソフマップより高め。アレだけ探して、二回目の発見ですが、うまく行きませんねぇ・・・仕方ないので先へ進む事にします。これ以上安いボードはないのかもしれませんねぇ。
▼Faithへ
若松からある程度歩くとFaithという店が近くなってきたので、そちらへ行く事にしました。前にHDDを買ったこともあるこの店ならあるかなぁ・・・っと。これで無かったらソフマップで買おう!っと覚悟を決めて店内へ。すると、1階に箱が痛んでいる古そうなマザーボードが多数並んでました。良くみると数個Socket370のマザーボードがあります。その中で探してみると、同じような箱が二種類あり、3470円と格安なマザーボードを発見!もう片方はIDE RAID 66/100(*3)がオンボード(*4)っという代物で、値段は若干高め。
RAIDは全く考えてなかったし、いらないと思うので、RAID無しの3470円を購入することに決定!保証は7日間付いているらしい。動くんかなぁ(-_- )
*3 RAID:自分も良くわかっていないが、二つのHDDに同じ内容を書き込むことができるものらしい。他にもあるらしいが、今の所不明。
*4 オンボード:マザーボードに搭載されている機能のこと。LANやサウンドなどの機能も搭載されるようになっているが、最近のマザーボードがどうなっているのかは不明。
*4 オンボード:マザーボードに搭載されている機能のこと。LANやサウンドなどの機能も搭載されるようになっているが、最近のマザーボードがどうなっているのかは不明。
▼購入したマザーボードと組み立て
さて、今回購入したマザーボードは、Iwill社製のVD133という物。はっきり言って、聞いたことありません!日本語マニュアルもありますが、書いてあることが最小限。英語マニュアルも多少目を通さないといけません。さて、組み立てていくと、一つの壁にぶち当たりました。「CPUソケットのすぐそばを、電解コンデンサが文字通り壁になっとる!マジかぁ!?ギャグだよ〜・・・ノォオオオオ」
ヒートシンクは、もともと製品版PCに搭載されたマザーボードに付いていたのでリテール品である。しかし、このマザーボードはそれらを拒絶するかのごとく、壁はそこに存在した。
仕方が無いので、明日ヒートシンクを探しにいかなければならない・・・。50x50のヒートシンク・・・見つかるかなぁ・・・。そう心配するのには理由がある。最近のPentium4はCPUのクロック数が上がるに従い、発熱も大きくなっていると聞いた事がある。
発熱が大きくなるならば、ヒートシンクをでかくして、FANもでかくしよう。そんなヒートシンクも街中でよく見かけている。果たして、小さいヒートシンクは見つけれらるのか!?